7月 2015

罠猟のワイヤー

くくり罠猟を通して感じること。

イノシシやシカを「くくり罠猟」で捕獲する際に使うワイヤー。これで約200頭の捕獲分である。右側が、新品を買った状態のもの。左側が、半日のあいだ木の皮を入れた水で煮込み金属光沢と鉄のニオイを落としたもの。これに関しては、やっても無駄という猟師も多い。だが、野性の猪や鹿といった野性動物からしたらどうだろう。...

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はじめまして。「あつたや」です。

あつたやは、野に生きるものを自らの手で獲り、その素材の本質的な価値を落とさぬよう丁寧に手を掛けながら世に送り出すことを始めます。 蜂追いという伝統技法を駆使して手に入れたオオスズメバチの女王蜂の幼虫や蛹はエネルギーの塊であり、明らかな力を私たちに分けてくれます...

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あつたやの役割

自然のなかに身を置くというのは、僕らにとってすごく大切な意味や役割があって。その具体的な意味とか理由を僕はうまくことばにできないのだけれど、心穏やかにいい顔で生きていくうえでは、そんな時間があることがほんとうに大切だと感じてる。 そして、巡る季節のなかでその時々の旬の恵みを、ご馳走を少しずつでも良いから身体に取り入れるってことが、私たちの身体をよりたくましく健やかにしてくれるんじゃなかろうか、って最近思う。...

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(生きる)、を地でいくということ

近ごろ、本気で働き始めてとても充実している(職業猟師としての夏鹿ワナ猟)。今までいかに楽をしてきたかが分かるし、やった分だけ成長が感じられて、真剣に働くが故に出てくるいろんなつらさも自然と受け止められるようになってきた。真剣に働くことがこんなにも楽しくてつらいのか(良い意味で)、と初めて知った。 でも、耐えられないほどのつらさもある。先日、罠猟の最中に小ダニの巣窟へうっかり侵入。あっさりと全身30か所以上ダニに喰われて、いまのこの痛痒感たるや。嗚呼。...

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ぐっとくるかどうか

高い意識と情熱を持って、とことん何かに打ち込んでいる人が僕は好きです。分野が違っても男でも女でも年齢が上でも下でも、そんな人に僕はぐっときます。何かをひたむきにやり続けられる人って、そう多くない。とことんやり続けて腕を磨きながら、結果を出し続けていく人って、そうそういない。結果を出し続けながら輝く人は、ほんと素敵だなって思う。同時に、その裏にあるだろうとんでもない努力を慮ると共鳴して涙が出そうになる。だから周りの人みんなにはできないけど、好きな人には自分に担える役割があればできる限りのことをしたいっておもう。素直な気持ちで。...